ランニング初心者の僕が綴る、ためにならないランニング日記

まったく運動してこなかった僕が30代半ばにして始めたランニング。その記録。ハウツーは無しであまりためにはならないけど、ランニングの日々を綴ります。

マラソン大会にエントリーしてみる

 社会人になってほとんど運動していない、と書いたが実はしていた事がある。それも実はランニングだ。


 結婚する前だ。毎週土曜の朝に近所を走っていた。だが風邪を引いて1週休んだらそれっきりになってしまった。結局3週ぐらいでやめてしまったことになる。


 何で走り始めたのかはまったく思い出せない。どのくらいの距離を走っていたかもよく憶えていない。1回10分ぐらいだったかも。10分っていったら2kmも走っていなかったのではないだろうか。しかしそれでも走った後は運動したなー!!って達成感は感じていた、と思う。


 だけど今回はあの頃のように無目的に走っていた時とは違う。会社のランニングクラブの会員として10kmを走る、という立派な目標があるのだ。


 本番のレースは半年後。結構先だ。しかし僕と同時に強制加入された先輩社員が言ってきた。「俺らだけで本番前に10kmのレースに出て経験積んどいて本番のレースでぶっちぎりで走ろうぜ」


 ネットで調べたらその目的にぴったりのレースあった。石岡つくばねマラソンだ。 

 茨城県筑波山の麓で行われる。このマラソン大会は例年東京マラソンと同じ日に行われている。とんでもない競争率を誇る東京マラソンにエントリー出来なかったランナーが集うため、この石岡つくばねマラソンは「裏東京マラソン」とも呼ばれている。らしい。


 数日後にはエントリーが開始されるらしい。当時、先輩社員も僕もマラソンブームである昨今はマラソン大会っていうのはフルだろうがハーフだろうが10kmだろうがどの大会も大人気でエントリーはすぐに一杯になると思っていた。

 そのためエントリーに漏れては大変と、エントリー開始初日に勢い込んで申し込みし、エントリー費を振り込んだ。そうしたら届いたゼッケンはNo.「5」。超ど素人なのに、まるで招待選手みたいなゼッケンを貰ってしまった。しかも先輩社員はさらに若い「4」。

 

 こんなエリートランナー級なゼッケンを抱えさすがに恥ずかしい。それはマズイ。ちょっとは練習しなければ。こうしてランニングを始めること