ランニング初心者の僕が綴る、ためにならないランニング日記

まったく運動してこなかった僕が30代半ばにして始めたランニング。その記録。ハウツーは無しであまりためにはならないけど、ランニングの日々を綴ります。

走ってみる

  準備も整ったしランニングを始めようかと思う。今日は11月最後の土曜日。この時2013年。今まで書いてきたのはリアルタイムの話では無く過去の話である。これから後、今に至るまでランニングは続いているのだが、最初に走ったこの日、時間は夜。だいたい8時半を過ぎたあたり。


 娘を寝かせてジャージに着替え、屈伸やらアキレス腱伸ばしをして準備運動を行なった。娘を起こさないようにこっそり家を出てマンションの前でもう一回ストレッチ。ランニングシューズって軽くて歩きやすいな、と感じる。店では試し履きはしたけどあまり歩き回ってなかったもんな。さて走ろう。


 100円で買ったストップウォッチのスタートボタンを押す。ノロノロと歩くぐらいのペースで走り出してみた。ストップウォッチは手に持ったままだ。タッタッタとリズム良く走り…たいのだがドタドタと走ってる感じだ。

 僕は太っているわけではないが、身体が相当重く感じる。100mぐらい走っただろうか。既に息が上がってきた。足は痛んだりしてないし、まだ大丈夫だが、息が苦しい!ハァハァがヒィヒィって感じになってきた。


 町内1周が約1kmと分かっていたので自分がどれくらいの距離を走ったかおおよそ予想はつくのだが、まだ500mも行っていない。

 なぜマラソンなんか始めたのだろう??と早くも思う。だが1kmを通過した。どんどん走る、まだまだ走る。よし2周まで頑張ろう。2km走れたら上出来だ。もう必死の形相で走る、走る。やっぱり夜に走って良かったな。こんな見苦しい姿を他の人にはお見せできない。

 ランニングって、見て!意識高めな私の姿を!みたいなアピールをしているようで、他人に走っているところを見られるのを嫌う人が多いらしい。女性の場合は汗だくで化粧が崩れるのを見られたくないってのも多いらしいが、それはともかく今の僕は見苦しい。近所に知り合いは住んでいないが見ず知らずの人にもこんな姿は見せられない。..とかなんとか考えていたら2周を走り終えゴー〜〜〜ル!

 やった目標達成だ。2km走った事になる。タイムは約13分!これが早いのか遅いのかよくわからんがやった2km!こんなに走ったのは数年ぶりだ。高校生の時以来かも。

 しかし気持ちが悪い。吐きそうだ。いきなり走り出すものではない。でも、きちんと準備運動したはずなんだけどな…って思ってたら本当に吐いてしまった。よし、次も頑張ろう。